スバル レガシィ・ランカスター
4気筒のがいいような…
えー、とある雑誌の企画で「足長ワゴン」を乗り比べました。そ、アウディ・オールロードクワトロっつ新作が出たんでボルボのクロスカントリーとレガシィ・ランカスターにも一緒に乗ったわけ。まずはランカスターから。
正直俺は過剰品だと思ったね。っていうかレガシィはやっぱ4気筒で十分。今回乗ったのは車高高めのランカスターはランカスターだけど、特にフラット6エンジンを積んだ豪華バージョン。でまあ、車高が上がってるのはあんま気にならないけど、エンジンが気になるのだ。2気筒増えた分、確かに回転は滑らかになっていて上質になってるんだけど、レガシィらしい"味”が薄くなってる気がする。
俺はね。やっぱ個人的にはレガシィの「バタバタバタ」って味が好き。エンジンかけた瞬間から「ブルブルルン!」って感じで鼓動を感じさせ、アクセルを踏み込む度にそれがさらに強くなり、「ああ、俺、今クルマ動かしてるんだな」って気にさせる。滑らかなステアリング、滑らかな乗り心地もいいけど、やっぱレガシィの最大の魅力はエンジンじゃないかな。
その点、フラット6搭載のランカスターは上質だけどグイッ、と蹴り出すようなパンチがないし、なにより「バタバタ」感が薄い。実はもっと長く乗ると味がわかるのかもしれないけど、初心者レガシィオーナーには4気筒のがいいと思った。もしかしてベテラン・レガシィオーナーに向いてるのかもね。