ある意味いいことなのか? 国富論の復活
最近さ、ヤングな人たちのモラルのなさとか(俺も大した事ないけど)、警察の事件とかが問題になってて、そりゃたしかに異様なのかもしれないけど、ふと、ある意味、これが民主主義ということか? とも思った。なんつーか、要するに弱肉強食な世の中のわけでしょ。
事件が起きても結局警察は頼りにならず、正義もへったくれもない。道にお金が落ちてれば、「ラッキー」としか思わない世界。昔の日本の「倫理観」を知ってるひと、例えば「鍵のいらない社会」を体験してる人からみると嘆かわしい限りなのかもしれないけど、それは恵まれ過ぎていたといえばそうなのかもしれない。
こないだ雑誌を見て書いてあったけど、今の世界経済はそうなんだとか。要するに計画経済とはまったく逆の「見えざる手」が機能している。そ、昔やったアダム・スミスの国富論の世界。とっくの昔に消え去った理論だと思われていたが実は復活していると。それと同じで、日本の社会も安全と水はただだった時代は終わったのだと。
いやな時代といえばそうだが、過渡期と言えばそうかも。ま、俺も割り切ってるわけじゃないけどね。田舎にいくとホッとするもんね。未だに。『さんまのからくりTV』なんて、結局それをネタにしてるわけだしさ。でも、全体の流れとしては弱肉強食に向かっているのでは? おもしろいと言えばおもしろいよね。