オオゲサでは?…稲垣吾郎事件
なんかさ。最近、例の稲垣吾郎の報道ばっかりやってるけど、ひとことオオゲサだよね。ちょっとアホらしい。確かに逃げたのは悪いし、当てたのもどうしようもないけど、元は駐車違反。いいこととは言わないけど、人を殺したとかヤクやったとかのとは別次元だと思う。報道レベルに比べて内容は拍子抜け。悪いけど全治5日間ってねぇ。ホントなのかねどれほどのものかねって思ったり。
それより一番悪いのは俺がいうのもなんだけど、マスコミかもね。「容疑者」とか「道路交通法違反と公務執行妨害の現行犯」っつう言葉に躍らされてるというか楽しんでる気がする。“有名人が公務執行妨害”という組み合わせを面白がってる。意味なし。
別に俺は稲垣ファンでもないし、彼に同情しようとも思わないけど、単純に騒ぎすぎ。例えば例の駐車違反が本当に彼の言うとおり、20、30分の駐車だとしたら「かんべんしてくれよ?」と思う気持ちは誰だってあるでしょ。人間なんだから。彼を捕まえたからって、日本国民の駐車意識が変るとは思えないし、若い人にしたって反発するだけじゃないだろうか。確かにその後の処理は悪過ぎたけど、なぜ彼がそこまで追い込まれたのかって考えると、騒ぎすぎは否めない。
今は規則や集団監視制度が充実するあまり、社会ががんじがらめ。このままだと逆に日本人全体の生命力が弱まってしまうのでは? と思ったりする。言いたいことなんにも言えなくなっちゃうよ。だからこんな事件は早く忘れましょう。もっと大切なことが世の中にはある!