司法試験の問題
あのね。こないだ知り合いで29歳(たぶん)で司法試験受けてる人と会って、意外なことを知った。えー、俺は単純に司法試験は詰め込みなり、勉強いっぱいで、頭いい人が受かるもんだと思ってたんだけど、結構問題あるんだって。まず試験は六法全書を全部覚えてるような人が受かるわけじゃなくて、要領というかノリがあること。だから「弁護士よりも法律に詳しい人はいっぱいいますよ」とのこと。べつにこれはいい。
でね。問題はそれ以前に「人格はテストできない」っていうか「してない」ってこと。要するに「勉強ができて、要領がいい人」がうかって、性格に問題を抱えた人、世の中のことが分かってない人、貧しい人の気持ち、頭悪い人の気持が分かってない人が相当数いるらしい。結局、少女売春しちゃう裁判官とかね。そういうのも出ると。
要するにほぼペーパーテストだけ(面接もある?)だけで合否を出すところに問題がある。だから今、海外みたいにロースクール、つまり専門の教育機関を出た人に資格を与えるという案もあるらしい。そっちの方がいいような気がする。
あとね。日本は徹底的に裁判官が少ないんだって。これが大問題でだからオウムにしろ訴訟がいろいろ遅れるし、交通裁判なんて事実上、裁判官は全然みてないという。裁くネタが多すぎてね。小さい問題(交通問題)なんてみてないと。うーむ、ゆゆしき問題だ。法学部の人、がんばってくれ!?