スバルのスゴさ
で、今日はスバルの試乗会に行った。新フォレスター。クルマはすげぇ正常進化でよかったんだけど、この会社全体に渡って「大ハズシがない」というスバルのスゴサ。
エンジニアの長野さんに聞いて秘密の一端がわかった。それは「スバルのエンジニアはすっげぇマジメ」「すっげぇクルマ好き」ということ。一見当たり前のようだが、これが違う。確かにホンダのエンジニアもトヨタのエンジニアも日産も日野も等しくマジメなんだけど、マジメの質が違う。
なんていうかな。スバルの場合、ヘンにマーケティングはしてないのだ。「一発当てよう」「流行の物を作ろう」「ブームを造ろう」という意識はない。長野さんも言ってたけど、「本物を造ろう」という意識が高い。さすれば「いつかは認められる」。そんな感じかな。まあホントはそれだけじゃないと思うけど。
そういう意味で「マジメ」、なんというか良質の職人の集団なのだ。自分のウツワを熟知してるというか。
人でもいるよね。大学を出てOLをやってるだけなのに真顔で「小説家になりたい」という人。いや、誤解しないでね。別にいいと思う。それで当てる人もいるだろう。でもね。そういうもんじゃないのだ俺に言わせれば。書く人には書く理由があり、書かなければいけないなにかがある。大抵の場合、幸せに普通に育ってきた人にはそれがない。そして俺があったその子にも感じるものはなかった。ウツワを知らないというか無邪気というか。
話はそれたけど、スバルはやっぱり身の丈をわかってると思いました。その中でがんばっている。夢は大きければいいってもんじゃない。そう思いましたね。