ダイハツ・コペンは難しい
久々の軽オープン、ダイハツ・コペンが登場した。
クルマ自体はいいと思う。カタチはわかりやすくカワイイし、走りも実売車は乗ってないけど適度に軽快でいい。それから電動オープンもね。俺はそれほど必要ではないと思うけどいいと思う。値段も手頃だしね。
ただね。気になるのは回りの環境だ。別に軽自動車初の電動ハードトップルーフなんてどうでもいい。そうじゃない。ビートにカプチーノにAZ?1。バブル期に一連の軽オープンが出ては消えた。それに何らかの対策を高じているのか? それが問題なのだ。
あれだってクルマはよかった。値段も高すぎることはなかった。でも数年でなくなった。
もしも再びエンジニアが造りたいから造っただけだったらね。ちょっと問題。同じ愚を繰り返すのかもしれない。
例えば、画期的小量生産でOKだとか、極端に安く作れるとかね。海外でも売るとか、イタリアブランドで作るとか。そうなってれば進歩だと思う。
要するにね。俺に言わせるとあの手のクルマは日本の宝なのだ。良く出来てるなんてもんじゃない。すんごく良く出来てる。NSX、GT?Rの比じゃない。日本のジマン、日本の金メダルだ。
だからとにかく造り続けて欲しいのだ。文化は続いてこそ文化。ちょっと造りたいから造って、儲からなくなったから辞める。ソイツだけはやめてほしい。
ただいい兆候はある。ビートやカプチーノと違い、ボディの土台は他からの流用だから安く造れてる可能性がある。
マニアのみならず、普通の人が乗ってほしい。そしてとにかく造り続けて欲しい。心からそう思う。