宇多田ヒカルは中島みゆき化してる?
なーんてことはないと思うんだけどね。昨日、コンビニで彼女の新しいCD買って聞いたらちょっとそう思った。一部、コブシの回し具合とか似てるような? あとさ。実は暗いというか、深刻な詩が多いよね。言葉の選びもすごく繊細だし、相通じるところがあるような。
さらにゴーインに言っちゃうと作品の世界と肉声の世界のギャップがどちらもすごい。昔、中島みゆきのラジオ聴いてあまりのハイなトークに「大丈夫か?」ってビビったけど、ヒカルちゃんも生のハジケ具合はなかなかのもの。どちらもアーチストしてすごいってことの証明かもしれないが。
しかしあの詩を聞くと18歳? 19歳? でどういう体験してるのかって思う。でも、小さい頃から両親が芸能関係で離婚の危機もあって、コロンビア大学にいって大病もして恋愛もフライデーされて、正直、子供の頃は美人とは言い難くて、凡人とは確実に違う世界を生きている。昔、某週刊誌のコメントで印象的なのがあって、それは「人は幸せだと作品を作れない」と言うもの。
こりゃかなわんと思いました。すごいです。きっとこれからもすごいような気がする。