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「フツウ」って言う女

こないだワケのワカらない女と飲んだ。25歳前後。結構キレイ。
みんなで飲んだのだが「最近、仕事はどう?」とか「夏休みは?」と話掛けても、小鳥のように首をかしげた後、困ったような顔して「フツウ」とか「…」という返事。まるでノってこない。雑談もできない。
最初は照れてんのかな? とか思ったけど、違う。誰が聴いても「フツウ」。ずーっと「フツウ」。
アホなんじゃないかと思いました。一瞬、頭から酒かけてやろうかと思った。っていうかよっぽど妙な教育受けてきたんだろうね。
根本的には俺達が気に入らなかったんだと思う。まあ、それはいい。でも、普通に日常会話に持ち込むとかできたでしょうに。大人なんだから。それか逆に「つまんない」って帰ってしまってくれた方がいい。それはそれでムカつくけど時間のムダがなくなる。
どちらもできなかったんだろうなぁ。結構、ヤバいと思った。一見お嬢様風。妙なプライドを持ってるか、もしや学校や家庭で「YES」「NO」はダメって教わったのかもしれない。
よく聞くもんね。最近、運動会でも一等、二等をつけないって。「人を傷つける」ことを異様におそれるあまり、教育の現場で優劣及び順番を付けない。もしくはやみ雲な「ケンカ」防止。
でもね。ホント、言いたい事言った方がいいよ。ケンカしても。「フツウ」はないよ。最悪の返事。
バカなんじゃないの!?

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プロフィール

バラエティ自動車ジャーナリスト
小沢コージ

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中のバラエティ自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『CAR SENSOR』『日経トレンディネット』『carview』など連載多数。一時はTOKYO MX「アンダーステア」でメインパーソナリティ、現在NACK5「おとこラジオ」に時折ゲスト出演。クルマ以外の著作も多く、今年1月にはロンドン五輪のトビウオジャパンを取材した「つながる心」(集英社)を編集、時計分野でも『時計BEGIN』にて連載中。最近、上海オフィスも完成し、中国進出中!!
愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ&ホンダ・エディックス&トヨタiQ。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

小沢コージの単行本


『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』
(宝島社 13年5月)


『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』
(集英社 13年1月)


『クルマ界のすごい12人』
(新潮社 08年6月)


『国産車の愛し方』
(小学館 07年2月)


『力説自動車』
(小学館 06年春)


『小沢コージのクルマ苑』
(ロコモーションパブリッシング 05年秋)


『愛のクルマバカ列伝』(右)
(講談社/三推社 99年冬)


『クルマ選びのハッピー&ブルー』
(アスペクト 98年春)

小沢コージの現在の連載

ベストカー/三推社
愛のクルマバカ列伝
ENGINE/新潮社
日本自動車永代蔵
LAPITA/小学館
輸入車の愛し方
時計Begin/世界文化社
時計中毒の人々
宝島/宝島社
山内一典×小沢コージのクルマミシュラン
smart/宝島社
GO! SMART CARS GO!
週刊プレイボーイ/集英社
俺車
TranScooter/ニューズ出版
バイク異能人の作り方
FORM/ニューズ出版
クルマはスポーツウェアだ!
webCG/二玄社
小沢コージの勢いまかせ!!
nikkeibp.jp/日経BP社
小沢コージのアンチエイジングカー
バツラジ/TBSラジオ
木曜日:男のモノいじり!

小沢コージの不定期寄稿誌

過去、扶桑社『週刊SPA!』、小学館『ビックコミックスピリッツ』、文芸春秋『NUMBER 』、主婦と生活社『LEON』、世界文化社『BIGIN』、光文社『週刊DIAS』などに寄稿。またやるかも?