ダイジロウがんばれ!
WGPがやっと面白くなってきた。今まではVロッシが確か9戦8勝ぐらいで、それもホンダRC211Vっつうほとんどアゲ底みたいな反則的に速いマシンで勝ってた。
それが今回、急遽日本の期待の星、カトーダイジロウ君にも供給されることになったのだ。で、今GP、一回目の予選でなんと3位。やっとおもしろいトップ争いになりそう。
ところでこないだ聞いてわかったんだけど、いわゆる「天才」と称されてるロッシ。風貌とかイタリア人とかその妙なパフォーマンスから考えると、いわゆる「アーチスト」とか「芸術家肌」、ドライバーで言えばアイルトン・セナみたいな「気まぐれタイプ」と思ってたらチガウらしいのね。
詳しい人によれば「アラン・プロスト」タイプだという。もちろん速い事は速い。だけどそれ以上にしたたかで計算づくだと。まあそれも一種の「芸術家肌」だけど、俺のイメージと違ってました。
そして前に鈴鹿でインタビューした時の事を思い出したけど、確かに想像してたより「きまぐれ」ではないのに驚いた。「繊細」「気難しや」とも違う。それほどつっこんだインタビューなんてできなかったんで、本当かどうかわかんないけど、「普通のあんちゃん」って感じ。
考えてみればそれは「したたか」と言えなくもない。
うーん、やっぱモータースポーツっておもしろい。