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先日、日本がまたキライになりました…

またまたしばらく空いてしまいました。すいません。
話は代るけど、先日また日本がキライになってしまいました。なぜって福岡ドームで。
新型ホンダ・アコードの試乗会が九州であって、福岡ドームのグラウンド内から出発! はいいんだけど、驚いた。人工芝ってサイテーなのだ。ウワサには聞いていたけど、自分の足で踏んでみて衝撃!! 瞬間怒りが込み上げてきた。
芝っていうより、ゴルフ練習場のマットと変わらないレベルなんだよね。もちろん、それとは違うんだけど、緑のビニール素材を圧縮してゴム状にしたようなマットが敷き詰めてあり、見た目もさることながらタッチが最悪。継ぎ目もハチャメチャ。
こんなのが日本の最高レベルの、それも日本一になるような球団のホームグラウンドだなんて、なんて日本は貧相なんだと思った。松井が大リーグ行くのも当然だよね。早く行っちゃえ行っちゃえ!
あんなのがいいわけないじゃない。膝への悪影響だけでなく、わけのわからない「合理主義」がなさけない。理屈じゃない、肌で感じろよ!
なんていうかなぁ。京都の老舗の旅館に行って、どうどう本物のにがりを使わない遺伝子操作大豆のトウフが出てきたようっていうか、軽井沢の白樺並木を良く見たらプラスティックだった!? みたいっていうか。そもそも日本は野球をどう思ってるのかね?
俺は野球はそれほど好きじゃないけど、芝でやるサッカーほど最高のものはないと思う。野球だって、本当の芝でやれたら素敵だし、それが本当だろう。
俺は最近ゴルフをやるけど、その日本人的な気持ち悪い接待感覚とか、妙な値段の高さとか、環境問題はおいといて芝でやるゴルフほどキモチいいものはない。素振りするだけだっていい。
そんなこと知らないわけないじゃない、福岡ドームのお偉いさんが。それなのになんてそんなことするんだろう。
時々日本にいると、妙な本末転倒具合を見る。平等を意識するあまり、順番を付けない小学校の徒競走とか、ゆとりを意識するあまり3・14を3にする算数とか、安全、既存規定を意識するあまりスピード違反の基準を変えない警察とか。
で、まあそれが行政とか警察レベルだけかと思っていたら、日本最高のエンターテイメントであるべきプロ野球でもそうだったとは…。 Jリーグの方がよっぽどマシだよね。経営状態は別にして。
またまた日本がキライになりそう。困ったもんだ。

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プロフィール

バラエティ自動車ジャーナリスト
小沢コージ

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中のバラエティ自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『CAR SENSOR』『日経トレンディネット』『carview』など連載多数。一時はTOKYO MX「アンダーステア」でメインパーソナリティ、現在NACK5「おとこラジオ」に時折ゲスト出演。クルマ以外の著作も多く、今年1月にはロンドン五輪のトビウオジャパンを取材した「つながる心」(集英社)を編集、時計分野でも『時計BEGIN』にて連載中。最近、上海オフィスも完成し、中国進出中!!
愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ&ホンダ・エディックス&トヨタiQ。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

小沢コージの単行本


『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』
(宝島社 13年5月)


『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』
(集英社 13年1月)


『クルマ界のすごい12人』
(新潮社 08年6月)


『国産車の愛し方』
(小学館 07年2月)


『力説自動車』
(小学館 06年春)


『小沢コージのクルマ苑』
(ロコモーションパブリッシング 05年秋)


『愛のクルマバカ列伝』(右)
(講談社/三推社 99年冬)


『クルマ選びのハッピー&ブルー』
(アスペクト 98年春)

小沢コージの現在の連載

ベストカー/三推社
愛のクルマバカ列伝
ENGINE/新潮社
日本自動車永代蔵
LAPITA/小学館
輸入車の愛し方
時計Begin/世界文化社
時計中毒の人々
宝島/宝島社
山内一典×小沢コージのクルマミシュラン
smart/宝島社
GO! SMART CARS GO!
週刊プレイボーイ/集英社
俺車
TranScooter/ニューズ出版
バイク異能人の作り方
FORM/ニューズ出版
クルマはスポーツウェアだ!
webCG/二玄社
小沢コージの勢いまかせ!!
nikkeibp.jp/日経BP社
小沢コージのアンチエイジングカー
バツラジ/TBSラジオ
木曜日:男のモノいじり!

小沢コージの不定期寄稿誌

過去、扶桑社『週刊SPA!』、小学館『ビックコミックスピリッツ』、文芸春秋『NUMBER 』、主婦と生活社『LEON』、世界文化社『BIGIN』、光文社『週刊DIAS』などに寄稿。またやるかも?