ラー油はカレーだ!?
こないだ自分でラー油を作ってみた。毎度言ってる様に、俺は中華料理が大好きで、特にギョーザには、タマに店によっては置いてある「粉」が入っているようなラー油がことのほか合う。場合によっては、醤油より消費するのだ。俺のバヤイ。ガハハ。
だけどね。たいていの中華料理店には、市販のラー油しかなく、これがぜんぜん美味しくないのよ。辛さが一本調子なのはもちろん、妙にアブラ臭い感じで、「なんじゃコリャー」とか日々思っておりました。
と思ったら、大抵の本格中華じゃ手作りなんだってね。ありゃまー。
で、作ってみるとこれがマジでウマい。というか「ラー油の概念」が変わりました。単純に「辛いアブラ」という貧相なイメージだったのだが、まずベースのアブラからして上質なゴマ油を使うからこれだけでうまい。
さらに、イタリア料理を作る時のように、油ににんにく、ねぎ、ニラなどを入れ、しっかり「煮出す」ように味を移すからさらにうまくなる。
そして同時に韓国料理屋で買ってきた味の深そうな一味トウガラシをふんだんに入れ、コショウや八角やコリアンダーも入れる。うーん、これでもーカンペキ!
これに醤油を入れて食べるギョーザのまたうまいことうまいこと。オイシイ油ってことだけでなく、上等に辛くて、一瞬なにが入ってるのかわからないくらいに、複雑な風味がする。
俺は思ったな。これはカレーに近い!まあとにかく捨てがたく、素晴らしいおいしさでありました。ギョーザ以外、ラーメンとかにも入れたいけど、俺、穀ヌキで最近ラーメン食わないからなぁ…。
調理する上で唯一注意すべきは強火にしないこと。以前、間違えて粉トウガラシを入れて火を強めにし、コガしてしまい、一発でダメにしたことがあります。
もしよろしければみなさんもがんばってみてください。