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ラー油はカレーだ!?

こないだ自分でラー油を作ってみた。毎度言ってる様に、俺は中華料理が大好きで、特にギョーザには、タマに店によっては置いてある「粉」が入っているようなラー油がことのほか合う。場合によっては、醤油より消費するのだ。俺のバヤイ。ガハハ。
だけどね。たいていの中華料理店には、市販のラー油しかなく、これがぜんぜん美味しくないのよ。辛さが一本調子なのはもちろん、妙にアブラ臭い感じで、「なんじゃコリャー」とか日々思っておりました。
と思ったら、大抵の本格中華じゃ手作りなんだってね。ありゃまー。
で、作ってみるとこれがマジでウマい。というか「ラー油の概念」が変わりました。単純に「辛いアブラ」という貧相なイメージだったのだが、まずベースのアブラからして上質なゴマ油を使うからこれだけでうまい。
さらに、イタリア料理を作る時のように、油ににんにく、ねぎ、ニラなどを入れ、しっかり「煮出す」ように味を移すからさらにうまくなる。
そして同時に韓国料理屋で買ってきた味の深そうな一味トウガラシをふんだんに入れ、コショウや八角やコリアンダーも入れる。うーん、これでもーカンペキ!
これに醤油を入れて食べるギョーザのまたうまいことうまいこと。オイシイ油ってことだけでなく、上等に辛くて、一瞬なにが入ってるのかわからないくらいに、複雑な風味がする。
俺は思ったな。これはカレーに近い!まあとにかく捨てがたく、素晴らしいおいしさでありました。ギョーザ以外、ラーメンとかにも入れたいけど、俺、穀ヌキで最近ラーメン食わないからなぁ…。
調理する上で唯一注意すべきは強火にしないこと。以前、間違えて粉トウガラシを入れて火を強めにし、コガしてしまい、一発でダメにしたことがあります。
もしよろしければみなさんもがんばってみてください。

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プロフィール

バラエティ自動車ジャーナリスト
小沢コージ

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中のバラエティ自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『CAR SENSOR』『日経トレンディネット』『carview』など連載多数。一時はTOKYO MX「アンダーステア」でメインパーソナリティ、現在NACK5「おとこラジオ」に時折ゲスト出演。クルマ以外の著作も多く、今年1月にはロンドン五輪のトビウオジャパンを取材した「つながる心」(集英社)を編集、時計分野でも『時計BEGIN』にて連載中。最近、上海オフィスも完成し、中国進出中!!
愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ&ホンダ・エディックス&トヨタiQ。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

小沢コージの単行本


『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』
(宝島社 13年5月)


『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』
(集英社 13年1月)


『クルマ界のすごい12人』
(新潮社 08年6月)


『国産車の愛し方』
(小学館 07年2月)


『力説自動車』
(小学館 06年春)


『小沢コージのクルマ苑』
(ロコモーションパブリッシング 05年秋)


『愛のクルマバカ列伝』(右)
(講談社/三推社 99年冬)


『クルマ選びのハッピー&ブルー』
(アスペクト 98年春)

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小沢コージのアンチエイジングカー
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小沢コージの不定期寄稿誌

過去、扶桑社『週刊SPA!』、小学館『ビックコミックスピリッツ』、文芸春秋『NUMBER 』、主婦と生活社『LEON』、世界文化社『BIGIN』、光文社『週刊DIAS』などに寄稿。またやるかも?