初めてのハイヤー
先ほど生まれて初めてハイヤーなるものに乗らせていただきました。某、深夜放送に出演するというので、手配してもらったのだが、なんとも上質なものでした。
まず驚くのは、電話で呼び出されて路上に出ると、ドアを開けて待っていただいてること。タクシーのように自動ドアではなく、人が開ける。
降りるときも同様で、わざわざドライバーさんが出て、開けてくれる。ま、これはじれったいので、結局ほとんど自分であけてしまったが。
それからひとしきりハイヤードライバーの方とオハナシしたのだが、話し方が丁寧である。タクシーの方とはちと違う。これは偶然かもしれないが、タバコ臭さもないし、全体的に車内がきれい。
しかもお話によれば、某官庁、例えば外務省とか大蔵省とか、一部の地域はタクシーが入れず、ハイヤーオンリーだとか。コレに関して言えば、正直、ムダに税金使ってるなぁと思った。タクシーでじゅうぶんやんけ! 外務省!! お高くとまってんなぁ。
話は変わるが、社会保険庁のお話。数年前、グリーンピアに代表される無駄遣いが話題になったが、その原因のひとつと思われるものが判明した。それはサラリーマンの年金に関する無関心さにある。
とあるカメラマン事務所の人と話したのだが、そこには未だフリーにならない甘ったれカメラマンがいて、彼がなぜ辞めないのかというと「だって年金とか自分で払わなきゃいけないじゃないですか!」という。これは俺たちフリーに関していえば、逆で、会社にいるときの方が無自覚に、無頓着に払っている。フリーになってみて、初めて年金を払う重要性というか、ムダさ加減を知るのだ。
きっと税金を納めているような感覚なんでしょう。税金と年金の違い。そこをもっと勉強する必要があると思いました。あー、金銭感覚とは難しいものであるな。