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人間は90%の建前と1%の本音と残り感性で生きている!

 実は今、フランクフルトでビールを飲んでおります。透き通ったピルスナーと濁り酒系のバイセンのどっちにしようか迷ったけど、結果、酸味の少ないピルスナーを選んだ。生っぽくって、ドイツに来ている気になりました。
 でね。話は変わるけど、今回の試乗会に来ている某輸入車販売会社のTさんから、ステキな話を聞きました。この方、ちょう暴言体質のすんげぇ面白いひとなんだけど、「人はほとんどが建前で、時々出さないとバランスが崩れる少しの本音と、あとは感性で生きている」と教えてくれた。
 ホント、俺もそうなんだよね。確かにほとんどは建前を人に言うし、仕事でそういう顔をする。要するに「立ちションベンしちゃいけない」から始まって、「スピード違反はしない」「人の悪口はいわない」「旨いものは食いすぎない」「人は殺さない!?」みたいな部分よ。
 でも、実はたまには穀類バカ食いするし、焼肉のカルビも食べるし、ちょっとはダメ人間に対してボヤいたりもする。それから大切なのは、感じ方で、「今日は暑い!」から始まって「サッカー楽しい!」「疲れた!」「この中華はうまい!」「この人好き!」「嫌い!」はやっぱり個人の感性にほかならないのよね。
 それは日本人もドイツ人も中国人も同じなのだ。うーん、どっかのギリシャ神話にでも載ってるような名言。今度、深く考えてみよっと!

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プロフィール

バラエティ自動車ジャーナリスト
小沢コージ

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中のバラエティ自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『CAR SENSOR』『日経トレンディネット』『carview』など連載多数。一時はTOKYO MX「アンダーステア」でメインパーソナリティ、現在NACK5「おとこラジオ」に時折ゲスト出演。クルマ以外の著作も多く、今年1月にはロンドン五輪のトビウオジャパンを取材した「つながる心」(集英社)を編集、時計分野でも『時計BEGIN』にて連載中。最近、上海オフィスも完成し、中国進出中!!
愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ&ホンダ・エディックス&トヨタiQ。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

小沢コージの単行本


『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』
(宝島社 13年5月)


『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』
(集英社 13年1月)


『クルマ界のすごい12人』
(新潮社 08年6月)


『国産車の愛し方』
(小学館 07年2月)


『力説自動車』
(小学館 06年春)


『小沢コージのクルマ苑』
(ロコモーションパブリッシング 05年秋)


『愛のクルマバカ列伝』(右)
(講談社/三推社 99年冬)


『クルマ選びのハッピー&ブルー』
(アスペクト 98年春)

小沢コージの現在の連載

ベストカー/三推社
愛のクルマバカ列伝
ENGINE/新潮社
日本自動車永代蔵
LAPITA/小学館
輸入車の愛し方
時計Begin/世界文化社
時計中毒の人々
宝島/宝島社
山内一典×小沢コージのクルマミシュラン
smart/宝島社
GO! SMART CARS GO!
週刊プレイボーイ/集英社
俺車
TranScooter/ニューズ出版
バイク異能人の作り方
FORM/ニューズ出版
クルマはスポーツウェアだ!
webCG/二玄社
小沢コージの勢いまかせ!!
nikkeibp.jp/日経BP社
小沢コージのアンチエイジングカー
バツラジ/TBSラジオ
木曜日:男のモノいじり!

小沢コージの不定期寄稿誌

過去、扶桑社『週刊SPA!』、小学館『ビックコミックスピリッツ』、文芸春秋『NUMBER 』、主婦と生活社『LEON』、世界文化社『BIGIN』、光文社『週刊DIAS』などに寄稿。またやるかも?