理想主義者としてのジーコってどうよ?
どうやらジーコがW杯ドイツ代表選手選びをほとんど決めたもよう。新聞で報道されてる限りだけど。最大のポイントはフォワード選びで、ほとんど玉田確定。久保は当然だし、海外好きのジーコだけに、高原もたぶん決定。となるとあと2人で、大黒と柳沢か。オレ的にはヘタレ沢クンは心情的に期待しづらいが、プロの間の評価はつねに高い。どこがいいのかなぁ…。きっとジーコにはジーコなりの考えがあるんだろうし、オレはジーコは人間的には好きだからま、いっか…ではあるんだけど。
ただね。個人的には若手でもっと“ギャンブル”してほしいと思ってる。
最近つくづく思うのは彼はたぶん非常に男らしくて、人間らしい、理想主義者だってことだ。そこが良くも悪くもジーコで、ハタからみてると面白くない。なんだか最高の素材で最高の料理を作ろうとしている気がする。サッカーは最高の料理じゃないと思うんだけどな。っていうか料理もそんなもんじゃない。もっと生のわけわからない素材で、不思議なものが作り出せる。
最高の素材を集めれば、最高に上手い料理が出来る! なんて幻想だ。サッカーも料理も、監督の最大の才能は、創造にある。今のジーコは単なるオペレーターどまり。もっと、夢と冒険を織り交ぜて欲しいんだけど…。