誰のために走るのか?
久々に新聞を見て怒りと同時に、またまた日本の嫌なところがでてきたと思った。女子マラソンの野口みずきの欠場だ。いったい誰が彼女の走りをとめることができるのか。本人が走りたいというコメントを出しているのに誰がやめさせたのか。
もちろん生命の危険が伴うとか、選手生命の終わりというならば周りもとめるのかもしれない。そこのは本当のところは、俺にはわからない。
ただ、日韓ワールドカップの時だって、エース、ジダンは足の肉離れをおして出た。もちろん、試合は見るも無惨なものではあったが、フランス国民はそれで納得したはずだ。誰よりもジダン本人が納得したはずだ。
北島、谷の例をみるだけでもこの4年間は信じられない努力と精神力の積み重ねで、それを全く走れなくはないのにやめるだなんて…とても本人の決断とは思えない。
そうでなくっても決勝日当日までひっぱってどこが悪いのだ。出るのは彼女だ! 走るのも彼女だ! 走り始めて途中リタイアだっていいじゃないか。それこそそこで無理させず、リタイアさせる方の努力を周りがすればいいじゃないか。
俺は日本は本当にひどい国だと思う。