なぜアクセラはWCOTYが取れなかったのか?
さきほどNYショーで不肖オザワも関係しているWCOTY(世界カーオブザイヤー)が決まった。イヤーカーはアウディA3! でラグジャリーカーがメルセデス・ベンツSクラスで、パフォーマンスカーがポルシェ911GT3で、グリーンカーとデザインオブザイヤーがBMWi3。副賞は、まあいい。
それよりメインのWCOTYになぜマツダ・アクセラが輝けなかったか? だ。直前のBEST3は、A3とアクセラとBMW4シリーズ。知り合いによると、会場はわりと「アクセラでしょ?」ってムードだったらしい。マツダ渾身のスカイアクティブにデザイン。価格的にもアクセラが一番大衆的だし。
どっこい、結果はアウディ。もちろんいいクルマですけどね。ちなみにこれまた知り合い曰く「エモーショナル面ではアクセラはA3に勝ったけど、パッケージング、質感、技術レベルでは(若干)負けたらしい」。やはり、勝負毎は難しいもんだ。
でもね。ここには日本人特有の狭い意識というか、思い込みもあった気がした。マツダの理想主義は、今一番イケている! の想い。意外とそれは世界的には共有できてないのかな〜という。もっと世界に出ないと、温度感はわかりませんわな。ホントに。